E.T

大学の先生からすすめられたことがきっかけです。
愛心メモリアル病院で働く方の人柄や教育体制を高く評価していたことが印象的で、興味を持つようになりました。また、体全体を診られる循環器を専門としている点にもひかれました。
実際に働いてみると、病院内での職員同士の距離感が近く、さまざまな部署の方と顔見知りになれる環境だと感じています。

コロナ禍で実習の機会が少なく、大学3、4年生の時はほとんど自宅にいる日々でした。
実際に働けるのか、仕事についていけるのか……不安しかありませんでしたね。入職後には、病院側がその状況を考慮してくれて、シャドー研修を例年より長く設定してくれたので、スムーズに馴染めました。何回くらい実習に行けたのか、実習でどこまで学んだのか、先輩が個々の習得状況を聞き取って指導方法を調整してくれたことも、不安を解消できた大きな要因です。

2023年10月からICUへ異動し、新しい経験を積んでいます。
全身麻酔で手術を行った患者さんを看護する機会や、人工呼吸器・IABP・CHDF・PCPSなどの医療機器を扱う機会が増えました。大きな手術後の回復過程に携われたり、一般病棟では見られないより専門的な機器を扱ったりすることで、経験値が確実に上がっていると感じています。

間違いのないように確認しながら業務を行うことを第一に心がけています。
同時に、患者さんやそのご家族の思いや考えを大切にするようにも意識しています。お酒を控えたり、食事の塩分に気をつけたり、血圧を毎日測ったり……治療のために患者さんに取り組んでほしいことはたくさんありますが、すべてを完璧にこなしてもらうことは難しいです。そこで、患者さんがどのような生き方をしたいのかお聞きし、対応事項の優先順位をつけながら、看護計画を立てるようにしています。

循環器や腎臓、糖尿病などの特定分野をしっかりと学べる環境です。
部署異動が頻繁にある総合病院と違い、当院では長期的に専門性を高められます。
一人の看護師が一人の患者さんの入院から退院までを一貫して受け持つ「プライマリーナース」制度を採用しているので、患者さんとの関係性を深められるところも魅力です。退院時にわざわざ挨拶してくれる患者さんもいて、うれしいですね。

日々勉強で、まだできないことも多いですが、1年目と比べると採血や処置の技術、病態の知識など、分かることが増えてきました。自分で積極的に勉強したり、分からないことは先輩に教えてもらったりしながら、少しずつ成長できていると思います。

患者さんから「時間を取って話を聞いてくれて、ありがとう。とても心が楽になったよ」と言われた時のことが印象に残っています。看護師は医師のような医療処置ができるわけではありません。だからこそ、患者さんとの時間を大切にし、思いに耳を傾けることが重要なのだと改めて感じました。
生活習慣病の再発予防に取り組む患者さんと一緒に、無理なく続けられる方法を考え、少しずつ改善できた時もうれしかったです。患者さんの生活に寄り添い、一緒に目標を達成していく過程は、看護師としての大きなやりがいを感じる瞬間です。

皆さん話しやすく、先輩方も親切で、分からないことがあれば気軽に相談できる雰囲気です。
注意されることもありますが、その後のフォローアップも丁寧で、次にどうすべきかを一緒に考えてくれます。

2交代制と3交代制を選択できたり、育児中であれば出勤時間を調整できたりと、ワークライフバランスに合わせた柔軟な働き方が叶います。
教育体制がしっかりしているところも、安心して働けるポイントですね。入職時には、当院の理念から看護倫理、パソコンの使い方まで、必要な基礎知識を学べる研修が組まれていて、入職後半年間は先輩が教育担当としてついてくれます。半年経った後も、誰にでも聞きやすい環境が整っているのでありがたいです。

まだ分からないことが多いので、目の前の患者さんとしっかり向き合って、疑問点や不明点を一つずつ解消しながら、経験や知識を身につけていきたいです。

循環器に興味のある方や、一つの分野を深くじっくり学びたい方にぴったりな環境です。
日々勉強ですが、それだけやりがいも大きいです。ぜひ一緒に学び、成長していきましょう！